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2020年4月 混合廃棄物新処理プラント稼働

 

令和2年10月23日

藤クリーン株式会社では、2020年4月より新処理プラントを稼働させています。
今まで弊社の混合廃棄物処理方法は、作業員による手選別が主でしたが、今回の新処理プラント稼働により、機械を用いてより精度を高め、今まで選別しきれていなかった物も選別が可能となりました。また、処理能力も大幅に向上させています。
搬入時における検収において、新処理プラント搬入物なのか、その他の各種プラントの搬入物なのかを判断し、お客さまにはメリットの高い処理方法を適用させていただいています。
「このようなものはどうだろう?」という簡単なご相談から承ります。お気軽にご相談ください。

<混合廃棄物処理フロー>

搬入前選別:新処理プラントに投入する前に事前粗選別を行います。大きすぎるものは投入できないためです。ここで選別されたものは処分場内の各プラントで処理されます。

ホッパー~ふるい機:廃棄物を振動によって大きなものと小さなものに選別します。人手で選別することが難しい小さなものも選別が可能です。

風力選別~磁力選別:かさ張るプラスチックなどの軽量物とガレキなどの重量物に選別し、磁力選別機で鉄を取り除きます。

手選別ライン:重量物と軽量物に振り分けられた廃棄物は、ベルトコンベアによって手選別のラインへ流れていきます。ここで人手で品目別に分けていきます。

最終処分物:選別ラインで細かく選別されたもののうち、リサイクル方法がないものは最終処分場行の荷となります。この荷をどれだけ減らせるのかが、この新処理プラントの能力です。

<このような荷に関して得意としています>

新処理プラントの稼働により、今まで実現することができなかった高いリサイクル率を出すことができるようになります。特にリサイクル率の向上が期待できるのは以下のような荷です。

・置き場が少なく、選別がしきれていない新築系廃棄物
・解体工事現場から発生する工期終了間際の混合廃棄物
・リフォーム現場で発生した混合廃棄物
・修繕、リニューアル工事などで発生した混合廃棄物
・工場、事業場の改修工事などで発生する混合廃棄物 等

上記に合致する廃棄物は、特にリサイクル率を高められる可能性があります。ぜひお気軽にお声かけください。
また、本処理プラントの特徴は選別力です。お客さま先では対応しきれないような選別作業もご依頼いただく気持ちでご相談をいただけますと幸いです。

<選別プラント処理能力>

対応品目:コンクリート、廃プラスチック、木くず      処理能力:160㎥/日

導入設備:ふるい機、風力選別機、磁力選別機