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RPF(固形燃料)製造プラント導入のお知らせ

 藤クリーン株式会社は、リサイクルセンターにRPF(固形燃料)製造プラントを導入しました。
西邦エンジニアリング株式会社のプラントを導入することで、建設系産業廃棄物の軽量プラスチック、木くず、紙くずなど従来埋立または焼却処分されていたものの再資源化を目指します。廃棄物の配合比率に関する試験を行い、今春から稼働させたいと考えています。
 このプラントでは、定量供給機に廃棄物を投入後、溶融、圧縮固化し、直径5cm、長さ10cm程度の円柱状の燃料を成型します。発熱量は約6,000kcal、生産能力は最大2~3t/日で、製紙工場などのボイラー向け燃料やコンケングループの藤ファームの温室に使用することを計画しています。投資額は、建屋の増築も含めて約4,000万円、令和元年度補正ものづくり補助金に採択されています。
 藤クリーンのリサイクル率は、現状約90%ですが、今回のプラントにより廃プラスチックの燃料への再資源化を進め、リサイクル率95%を目指します。

 廃プラスチックは海洋プラスチック問題などでも大きな問題になっており、持続可能な社会実現をめざすSDGsにも貢献できるものと考えています。